気になる二重顎をいますぐ解消したい!簡単にできるエクササイズ10選と即効対処法
ふとした時に、気になる二重顎。女性にとっては大変な悩みですよね。今回はそんな二重顎を短期間で解消する方法をお伝えします。二重顎になる原因を知ることで、対処法やトレーニング法など合わせて13選ご紹介します。どれも簡単にできるものばかりですので、今すぐにでも始めることができます。
2018年02月22日更新
記事の目次
[1]二重顎になる原因について
二重顎を解消させるためには、まずは二重顎になる原因を知ることが大切です。二重顎になると、それだけで顔が大きく見えますし、老けてみられることもあります。原因が分かれば、対処できる!ということで、その原因をみていきましょう。
肥満
多くの人は、二重顎ができるのは太ってきたから…と思いますよね。しかし、肥満も二重顎になる原因の1つでしかありません。顔周りに肉がつくことによって、二重顎になります。これは、皮下脂肪が蓄積していることが原因なので、皮下脂肪を減らし顎や首周りの筋肉を鍛えてダイエットすることによって、解消できます。
姿勢が悪い
二重顎ができる原因として多いのが、姿勢の悪さです。首の背骨の頸椎(ストレートネック)が湾曲不足になっているのが原因です。いわゆる「猫背」です。本来頸椎は、横から見ると前へS字カーブを描くようになっていますが、頭を前に突き出す状態でカーブがなくなり、骨がまっすぐに積まれたような状態です。
この姿勢で過ごすことが多くなると、首の前に脂肪が蓄積してしまい、二重顎になります。細身だけど二重顎の人は、姿勢の悪さが関係している場合が多いです。
たるみ
年齢を重ねるとともに、筋肉が衰えて垂れてくると二重顎になってきます。太っていて脂肪が垂れてきたというものもありますが、太っていなくてもたるみやすい方もいます。これは表情筋やあごの周り、舌の付け根などの筋肉を鍛えることによって、二重顎は解消されていきます。
むくみ
フェイスラインがむくんでいることで、二重顎になることもあります。むくみは、リンパの流れが悪く、老廃物がうまく排出できない状態で起こります。ですので、血液の流れをよくし、老廃物を排出することで、ある程度二重顎は解消されます。
口呼吸
口呼吸とは、口が開いた状態で呼吸をすることをいいます。口が閉じている状態では顔の筋肉を使っていますが、開いた状態では筋肉を使用していません。その結果、目元や口角が下がってしまい、頬がゆるみ、二重顎になって顔全体がたるんでいるように見えてしまいます。
[2]これで二重顎の悩みも解決!おすすめ解消方法10選
顎の筋肉を鍛える
顎先の両側に小さくあるオトガイ筋や口の周りの筋肉を鍛えるエクササイズです。顎の筋肉が衰えることによって、フェイスラインがたるみ、二重顎となってしまうので、しっかり鍛えていきましょう。
【トレーニング①】
- 顔が水平になるぐらいに、ゆっくりと上を向きます。
- 上を向いた状態で、下唇を上へと突き出します。
- その状態で3~5秒キープした後、ゆっくりと唇と顔を元に戻します。
これを3回繰り返し、エクササイズ中はオトガイ筋に意識を集中させて行うようにしましょう。
【トレーニング②】
オトガイ筋を鍛えるエクササイズです。トレーニング①に慣れてきたら、このエクササイズも行ってみましょう。
- 顔が水平になるぐらいに、ゆっくりと上を向きます。
- 上を向いた状態で、下唇を上へと突き出します。
- その状態で、ゆっくりと円を描くように動かします。右回り、左回りをそれぞれ10回繰り返します。
- 終わったら、ゆっくりと唇と顔を元に戻します。
これを繰り返し行うことによって、オトガイ筋をさらに鍛えることができるようになります。
【トレーニング③】
口の周りの筋肉を鍛えるために、大きく口の動きをします。口角を意識して、顔にシワをよせない程度の大きな口を開けて行いましょう。
あ、え、い、う、え、お、あ、お
か、け、き、く、け、こ、か、こ
さ、せ、し、す、せ、そ、さ、そ
この動きを繰り返して行います。
【トレーニング④】
- 5秒間かけて、上をゆっくり見上げます
- 顎をぐっと突き出したまま、5秒間キープします。顎を突き出すと、首の皮が突っ張ったように感じます。
- 上を向いた状態で、唇を横に引いて「イー」の形にして5秒間キープします。
これを2回繰り返します。
【トレーニング⑤】
- 壁にかかと、腰の後ろ、後頭部をつけて1分間キープします。肋骨を押し上げるように、お腹を伸ばします。
- 顎を突き出して、首を後ろにそらせます。この状態で5秒間キープします。
- そのままの姿勢で「あ、い、う、え、お」と口を大きく動かします。
- 正面を向いて、下唇を上唇に近付けて、首が張った状態で5秒キープします。
【トレーニング⑥】
- マッサージを行う際には、乳液やマッサージクリームなどを手に塗ります。
- 親指の腹と人差し指の背で、フェイスラインを挟み、顎の中央部分から耳の根元まで押し上げるようにします。クリームを塗っていることで滑りも良くなっており、これを10回繰り返します。耳の下まで溜まった老廃物を押し上げるようなイメージで行います。
- 頬骨をなぞるように、鼻の横から耳の根元までなぞります。弱すぎず痛すぎず、いた気持ちいいぐらいの力加減で行いましょう。これを両頬5回ずつ行います。
- 顔を真上に向けて、首筋や顎、フェイスラインがピンと張る状態にします。この状態で「い、い、いい」と10回発生します。これを2回繰り返します。しっかりと口角を広げて口の周りや頬、顎、フェイスラインの筋肉に刺激を与えます。
舌まわし
舌まわしは、二重顎の解消だけでなく小顔効果も期待できるというものです。顎の筋肉だけでなく、首の筋肉も鍛えられるので、顎の下のぜい肉にも効果があります。
【トレーニング⑦】
- 口を閉じ、舌を歯と唇の間に置きます。
- 歯にそって、舌を右回り左回りと回していきます。
- 1回2~3秒かけて行い、右回りと左回りをそれぞれ10回ずつ行います。
口の中で舌を大きく円を描くように動かすイメージで行います。これを、朝昼晩と1セットずつ行うようにします。口を開けて行ってもかまいませんが、口をきちんと閉じて行うことでオトガイ筋の強化にもつながります。
【トレーニング⑧】
- 両肩を下げて、舌を前に突き出し、そのまま3~5秒キープします。
- 舌を鼻の頭をなめるようにして上に伸ばし、3~5秒キープします。
- 顔を上に向け、舌を出して左右に10回振ります。
リンパマッサージもおすすめ
【トレーニング⑨】
- 手のひらを耳の下にあてて、鎖骨まで3回さすります。その後、逆の手を先ほどと同じように耳の下にあてて、肩先まで3回さすりおろします。これを反対側も同じように行います。
- 次に、両手の人差し指と中指を使って、フェイスラインを顎から上にあげるように5回さすります。
- 顎の骨を親指と人指し指でつまみ、フェイスラインに沿ってつまむように耳の下まで押していきます。これを5回繰り返します。
- 親指以外の4本の指で、顔全体を下から上に引き上げるように叩きます。
フェイスヨガ
【トレーニング⑩】
チワワの顔のフェイスヨガです。チワワの顔は、顎の筋肉のオトガイ筋や口の周りの口輪筋、そして首筋の筋肉を鍛えることによって、顎の下のラインをすっきりさせます。
- 唇を鼻に近づけるように上に突き出し、少し横に広げます。
- 目線と顎を少し上向きにします、目の周りの筋肉には力を入れないようにします。この状態で10秒キープします。
歯ぐきマッサージ
むくみが原因で二重顎になっている場合には、歯ぐきを刺激することによって口の中の血行が促進されて、むくみ改善につながります。また、顔全体の代謝もアップして、むくみ改善だけでなく、顎下の脂肪燃焼効果も期待できます。
【トレーニング⑪】
寝る前に歯ブラシを使用して、歯ぐきのマッサージを行います。使用する歯ブラシは、毛先が柔らかいもの選びましょう。毛先が硬いものだと、歯ぐきを傷つけてしまう恐れがあります。
- まず、普段通りに歯磨きを行います。これは、口の中を清潔にしておくためです。
- 歯と歯の隙間に歯ブラシの毛先を当てて、小刻みに揺らしながらマッサージを行います。
【トレーニング⑫】
指先でマッサージをする方法で、歯ぐきを直接刺激します。
- 普段通りに歯磨きを行います。
- 指先を洗い、綺麗な状態に保ちます。
- 人差し指を口の中に入れて、指の腹で円を描くようにゆっくりとマッサージを行います。
- マッサージが終わったら、頬の内側に人差し指を入れて、ほうれい線を伸ばすように引っ張ります。
洗顔時のケア
朝起きた時と、夜寝る前にひと手間行うことで二重顎の解消につながります。
【トレーニング⑬】
- 洗顔した後、顔が濡れたままの状態で下を向き、フェイスラインを中心に、顔を100回ほど弾くように叩きます。
- その後、顎の下の脂肪をかき出すような動作をします。
- 顎の両サイドにある脂肪を親指で交互にかき出すような動作をします。
姿勢をよくする方法
【正しい姿勢になる方法①】
- 体幹に力を入れて、姿勢を正しくして立ちます
- 胸のトップが、二の腕の真ん中になるように胸を張ります
- 腰を反らないようにします
【正しい姿勢になる方法②】
- 壁に後頭部、腰の後ろ、かかとをぴたりとつけて立ちます。
- そのままの姿勢で、1分間キープします。
姿勢をケアする方法
- 顎の前でピースサインをつくって、顎を後ろに引きます
- 鎖骨に両手を置きます
- 鎖骨に置いた右手は、右肩へスライドさせて、左手は左肩へと胸を広げながらスライドさせます
- この姿勢で横からみたときに、耳の穴の位置と肩の位置が一直線にまっすぐになっているようにします
[3]生活習慣を見直して二重顎を改善しよう
普段から表情筋を使う
私たちの表情は、顔にはりめぐらされている表情筋によって作られています。表情筋を使うということは、たくさん泣いたり笑ったりすることです。さまざまな表情をすることによって、表情筋が鍛えられ、垂れて肌のたるみを防止することにつながります。
姿勢を正しくする
姿勢が悪いことで二重顎の原因となる場合があります。ですので、常に正しい姿勢を心がけるようにしましょう。姿勢が悪いかどうかわからない…という人は、普段履いている靴の裏側を見てください。
外側が内側に比べて削れていませんか?外側が削れているという人は、体幹に力が入らずに外側に力が逃げている証拠なのです。正しい姿勢でいると自然と体幹に力が入るようになっており、靴底も外側だけ削れるようなことはありません。
身体のゆがみを解消する
骨のゆがみも二重顎の原因の1つです。骨盤や背骨、肩甲骨、顎など身体がゆがんでしまう習慣をなくしてみてください。
すぐにできるのは、普段カバンをもっている腕とは反対の腕や肩を使うようにしたり、足を組む癖がある方はなるべく減らすことと、組む時はいつもとは違う方向で組んでみるなどしてみてください。
スマホを利用する時の姿勢を意識する
毎日のように使用するスマートフォンですが、いつも操作する時に下を向いていませんか?今もこの記事を読みながら、多くの人がうつむいて、自然と首を下げている姿勢になっていると思います。
下を向いていると、首に負担がかかるだけでなく、二重顎の原因にもなります。家でくつろいでいる時など、スマートフォンを見る時には下を向かないように意識してみてください。
スマートフォンを顔の前に置いて目線を水平にしてみるか、首を曲げずに視線を下に落としてみるなど工夫してみてください。
よく噛んで食べる
私たちの食生活は、柔らかいものが多くなり、しっかりと噛むということが昔に比べて減ってきました。そのため、しっかり噛むことによって鍛えられていた顎の筋肉も、衰えやすくなっています。
普段の食事でも、よく噛むということを意識してみてください。ガムやスルメなど長く噛み続けていられるようなものもおすすめです。ずっと顎を動かし続けるので、いいトレーニングにもなります。
また、よく噛むことで脳の満腹中枢が刺激されて、脳がお腹いっぱいと判断し、食事の量を減らすことにつながります。結果、全体的に痩せることが期待できます。
[4]二重顎を解消して、笑顔美人になろう
二重顎の解消法をみていきましたが、いかがでしたか?いつの間にかできてしまった二重顎や、長年悩みの種となっていた二重顎、今からでもマッサージを行って改善することができます。二重顎を気にしてしまうと、笑顔になるのが嫌だったり、写真が嫌いだったり、鏡の前に立ちたくなくなりますよね。そんな二重顎が解消されることで、笑顔が増え、気分も明るくなります。二重顎で悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
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